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2021年10月20日

未来の選挙の妄想 続きの続きの続き

政策記入の投票、予算金額の記入は、直接民主主義の仕組みに近づく。今の日本人は民主主義を正しく当たり前のものと思っている。自分たちの生活を自分たちの思いで仕組みを作り運営していくという政治の在り方を至極当然だと思っている。18歳以上の男女誰もが一人一票を持って、投票できる制度は、最近できたものだ。18歳選挙権は、5年前の2015年に法律が公布された。それまでは20歳以上だった。これは、太平洋戦争で負けて、現在の日本国憲法が出来て決められたものだ。それまでは、女性に参政権は無かった。男子も25歳以上となっていたが、これも1925年に制定された。それまでは、男子でも多くの国税を納めている者にしか選挙権は無かった。江戸時代ではそもそも選挙権など存在しなかった。160年ほど前の話だ。僅か160年、世代で見ると1代20年として、約8代程度だ。

18歳選挙権の制度もすぐ1世代前のことになる。選挙制度は変えることができるし、実際に変わってきた。投票の仕組みも変えることができる。科学技術・AI・Webの発展は目覚ましいものがある。ネットでの投票や、政策投票、予算に関する投票も実現したいと思って取り組めば実現できる。

今世界では民主主義国家が少なくなって来ている。専制国家や独裁国家・権威主義国家が増えているのが現状だ。人類が農業を開発して、食糧の安定化と余剰生産物を作れるようになってから、科学が未熟だったため宗教が真理として認識され、宗教の儀式が農業生産を豊かに安定させるものとして信じられていた。その中で儀式が政治(まつりごと・政・祭りごと)になり、その儀式を司る者に権威と権力が集中され、政治が権威的に施行されてきた。そのうち、他集団との富の奪い合いが起き武力を持つ者が王となって専制政治が施行された。流通に携わる者(商人)が貨幣を作り富を集中させ、政治に関わって来た。それが現在の民主主義の国家体制だ。現在の民主主義は貨幣が進化した資本という富を持つ者が中心となっている制度だ。それが限界に近づいてきている。資本を持たない多数者の不満が爆発して、民主主義ではない違う制度を求めて「革命」して出来ているのが、専制国家であり権威主義国家なのだ。何ということだろうか、新しい答えが見つからないために逆戻りしたのだ。人類の歴史が止まるのではなく逆行したのだ。

政治が民主的であることによって科学は進歩・進化してきた。が、ソ連(今は無い)や中国などの専制国家でも、科学の進歩があった。ソ連や中国は社会主義国家と言われているが、本当の意味での社会主義国家ではない。社会主義国家は個人崇拝などしない。そうした国でも、科学の進歩は見られている。民主主義でなくても、物質運動としての目標、「私(物質)は何者」という物質運動自身の究極の問いの解は達成されるのだろうか。  おそらく現在の資本主義としての民主主義は限界となり、新しい民主主義が生まれることが重要な変換点になるのだろうと思う。それが、現在のAI技術を生かした、新しい投票制度とそこから生まれる政治のスタイルなのだろうと思う。

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