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2021年12月04日

“こころ”をどう進化させてくのか?どの方向に進化させて行くのか?進化の方向はすでに決まっているのか?ゴールは決まっているのか?いつゴールインするのか?科学はそれを解明したのか?

これらの問いは、おそらく現代社会の人間の人間らしい問いのひとつだと思う。人間は原因と結果を考える。その関係性を理論として整理し、その理論に沿って時間軸を未来に向けて伸ばし、解を探る。

〇〇ならば△△はいずれ◇◇になる。という三段論法だ。ここで重要になるのは、「〇〇ならば」という点だ。〇〇が正しく、論理的であるということを前提にしようという考え方、これが仮説だ。パラダイム、論拠、概念と言われる思考の基本となっているものだ。

今迄は、〇〇には「神」が存在していた。何しろ全ての正しいものの根源は「神」であるという大前提を人間が創り「存在」させてきたからだ。4万年もかけて、1万年ほど前に人格化させ、2000年ほど前に人の中に作り込んだ。“こころ”として。

今、科学は心理学や脳科学で、〇〇の中身を「神」から「科学」へ、さらに、物質運動、その前に生命活動としてのDNAとして入れ替えようとしている。

そして、科学は最初の問いの解を求めている最中だ。まだその解は提示されていない。

なので、妄想しよう。

“こころ”をどう進化させていくかという方法論的アプローチとしては、安心と安全を実現するということ。これは、当面のゴールで、これが達成されたら、新たな“こころ”の進化が始まる。

安心と安全をどう実現するか。具体的には

①戦争やテロや内紛といった殺し合いを無くし平和にすること。

②貧困と過重労働を無くし、余裕のある暮らしを実現すること。

③教育を充実させ、子供達に自由を与えること。

こうすることで、自由となった子供たちは、自分の“こころ”を、これまでの大人・人間と違う“こころ”に作り替えていく。生きる喜びに満ちた生物であふれる「地」になる。進化した“こころ”が地に満ちる。

さて、こうなるとこれは政治の世界になっていくのか。おそらく社会主義者の政治家マルクスや今生きている習近平なんかが実現したいと思っていることなのだろう。(ただ、習近平の中国は「自由」が制限されていることが問題だ。期待したいのは、制限された自由の中での平和(安心・安全)と平等をしみ込ませた子供たちが、自分たちの世代になった時に、本当の自由を政治的に実現するということだ。アメリカやEUや北欧のような自由な国の人と交流しあい、気づくことだ。)

もう一つは、教育の形だ。何をどう子供たちに教育するか。親の世代が、大人の世代が、次の世代の子供達に、何を引き継ぎ、何の可能性を持たせるのかだ。

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