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2021年9月30日

人間は、知性で社会の構造を変えていく。そのことによって人間の生き方が大きく変わり、人間は「進化」していく。進化といって良いほど大きく変化し、変化のスピードもある。それは、自然選択によらず、教育によって、自然が選択するのではなく、科学的判断評価を人間自身が行うということによって変わっていくということでのスピードだ。

世代で言えば3代50年で少し変化する。5代100年で変わる。実際、100年前の日本社会がどんな状況だったか覚えている人は僅かだ。テレビは無い、もちろん携帯電話もない、パソコンもない、水道も僅かだ、ご飯を炊くのも大変だ。今の若者がそのままタイムスリップしたら、とても暮らせない社会だと思う。逆も言えるだろう。江戸時代の武士がタイムスリップしたら、武士ではいられないだけでなく、生活も出来ないだろう。

この変化は、単に文化の変化というレベルではなく、人間が暮らしていける環境の変化なので、人間自体が変わらなければ生きて行けない。変化、それは後戻りできない進化でもあるのだ。昔、オオカミに育てられた少女がいたが、オオカミのままで人間にはなれなかった。7歳までの子供なら、教育によって環境に合わせて生きていけるようになると言われている。(どこに書いてあって、誰が言っていたかは覚えていない。(何といい加減な!(笑))言いたいのは、社会の変化は人間の進歩と言える大きな変化を人間に与えてしまうものだということだ。

さて、SDGsの実行で、人間はどう進化するのか。妄想してみよう。

まず、貧困の撲滅だ。これによって、現在行われている紛争や戦争が無くなるだろう。犯罪も激減するだろう。犯罪と戦争の原因のほとんどは貧困によるものだからだ。宗教戦争も、貧困、生活困難な状況によるものだ。

「衣食足りて、礼節を知る」は、正しい。ライオンも腹が満たさせたら、ひたすら惰眠する。さるは毛づくろいをずっとやる。この状態で起こるのは、パートナーを見つけ独占し交配することによる争いだ。下手をすると決闘になるかもしれない(笑)。これも、子育て時における性教育を進展していくことで、恋愛の形も大きく変わるかもしれない、、、想像できないが(笑)。

進学や求職の形は大きく変わるだろう。望むものすべての人々に学ぶ機会が保証されるのだ。お金を儲けなければ良い生活ができなくなるという恐怖が無くなるので、嫌々勉強し受験し進学することが無くなるのだ。自分の興味関心に沿って学び、行きたい学校で知識やスキルの習得を行うのだ。子供たちは小さい時から、自分は何が好きで、何に熱中するかを自己理解していくように学ぶ。決して親たちから、それでは食っていけないからやめなさいとは言われない。自分のやりたいことをひたすら深めていく。好きなことに集中するため、才能が目覚める。ひょっとすると、違うことに興味が移るかもしれないが、それも否定されない。のびのびとした子供として育って行く。今、天才と言われている、将棋の棋士や、サッカー選手、野球選手、ゴルフやスケートボード、などさまざまなプロがおそらくそういった環境でしっかりとしたコーチがついて育成されてきたのだと思う。

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