【世界史B】ほぼ0から独学でセンター8割チャレンジ②【iPad &Ankiで学ぶ】
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この記事は前回の続きです。

まだ見ていない方は、ぜひ以下のリンクをクリックしてください。

げんとくです。

今回は自分が世界史をどのように勉強したのかということについて、実際にやってみてとても良いと思った勉強法を紹介します。

2点あって、ガジェットやアプリを活用した勉強法です。世界史以外の学習にも使えるので、ぜひ参考にしてみてください。

実際にやってよかったデジタル活用勉強法

iPad &Apple Pencilを購入

iPad Airを2020年10月に購入しました。初めてProと同じ、ホームボタンが廃止されて画面が大きいタイプにアップデートされた時ですね。

このiPadの良さは、何よりApple Pencilです。これがあれば紙を使わなくていい。消しクズもでない。参考書も電子にしておけば、かさばらず持ち歩けます。

週末にカフェに行って気合を入れて勉強する、というスタイルが自分には合っていたので、かなり重宝しました。

私のiPadの使い方

有名なアプリですが自分は「GoodNotes5」を愛用しています。

¥980ほどする有料アプリですが、自分を含め数多くの人がむしろ安いくらいだと評価しています(ぜひ調べてみてください)。

主な使い方としては、問題集を撮影して取り込みApple Pencilで書き込んで解くというものです。

Tips

ちなみに取り込みの際は「Adobe Scan」のような書類スキャン専用のアプリを使うのがおすすめです。OCR機能によって取り込んだ画像内の文字を検索することができるようになります。

最初はこの方法、何度も解き直しするのにいいなあと思ってやっていたのですが、そのうち、単純に持ち運びにおける利点の方が大きくなっていきました。

自分は3種類の問題集を並行して解いていたので、外出して勉強するときに問題集をわざわざ持ち出さなくてもいいということは大きなメリットでした。当然ながらiPadで撮影する手間はあるのですが、かさばる問題集の内容が全てiPadひとつにまとまる便利さに勝るものはないと感じました。

あと、地味にApple Pencilひとつで赤ペンも消しゴムも、マーカーにも切り替えられるのはいいですね。筆箱も必要なく、本当にiPadとそれにくっつけたApple Pencilだけで勉強が完結します。

特に学生の方には厳しい金額かもしれませんが、先行投資としてはすごく良い選択だと思います!

何といってもAnki

Anki、ご存知でしょうか?

もし初めて聞いた、という方がいればこの機会にぜひチェックしてください!

AnkiとはPC・スマホの各OSに対応した「暗記カード」による学習を効率的に行うためのソフトウェアです。

ズバリ「それぞれのカードを忘却曲線に沿って、もっとも記憶しやすい周期で出題してくれる」ことが重要なポイントです。

上が公式サイト、下は使い方を解説しているサイトです。

唯一にして最大の欠点は、iOS版は¥3,000とアプリにしては高額であること。しかし、個人的には値段の10倍以上のコスパを感じているくらい、このアプリを買ってよかったと思っています。

ちょっと苦しくても、後で取り返すつもりで買ってみて欲しい!と書いちゃうくらいオススメです。

ちなみにPC版であれば無料で使えますので、まずはこちらを使うのもアリです。無料のアカウント登録で端末間のデータ同期も行えるほか、他の人が作った暗記カード群(デッキといいます)をダウンロードすることもできます。

私の”Anki”使い方とコツ

自分はAnkiをシンプルに使ってみたいと思い、山川のセンター一問一答を手動で登録していくことに決めました。

基本的にはAnkiは毎日やると決めて、まず新しい問題を3から5個追加、その後に本日分を全てやり切る、という形で進めていきました。

Ankiには毎日の学習数を記録、表示する機能があるので、画像を添付してみます。

これを見ると色の付き始めている2020年10月ごろから、2021年の9月までほぼ毎日続けられていることが分かります。

続けるコツは、ハードルを下げる余地を持つことだと思います。具体的に言えば「今日はもうどうしようもなくやる気がない」という時に、1問だけAnkiで問題を解いてあとはさっさとスマホを放り投げて寝るという行動ができるかということです。この行為を「1問しかできなかった」ではなく「やる気がないのに1問もできた」と捉えることができれば継続は近づくと思います。読書猿さんの言葉を借りれば「独学は続けられさえすればなんとかなる」のです。

「11  独学で一番大切なことは何でしょうか?  また、それはなぜですか?始めること、そして続けることです。後のことは、それさえできれば何とかなります。」

—『独学大全公式副読本――「鈍器本」の使い方がこの1冊で全部わかる』読書猿著
https://a.co/9yuwfYT

また、同じく読書猿さんが『独学大全』で示した、独学は何度挫折してもまた戻ってくればいいという考え方も覚えておくと良いでしょう。挫折や失敗を前向きに受け止め学び、時期を見て再出発すれば、学びは継続できていると言えます。

独学はいつだってどこにいたって始められる。何度あきらめても、また戻って来ればいいだけの話だ。

独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 4ページ

終わりに

今回はおすすめの勉強法ということで、iPad Air &Apple Pencilというガジェットと、Ankiというアプリを紹介しました。

それぞれすでに知っている方もいたかもしれませんが、自分自身この機会に初めてこの勉強法を試してみて、世界史に限らず幅広い分野の勉強に使える可能性を感じて大好きになりました。

一度この手法をしっかり試して慣れておくと「自分はiPadとAnkiで知識をつけられる!」という見立てができるので、後々の新たな勉強にも自信を持って取り組める利点もあると思います。

今回紹介した内容はインターネット上に多数詳細な情報があるので適宜調べていただきつつ、ぜひ皆さんも試してみてください!

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