こんにちは! AsTobe編集室です。
本。いいですよね。
調べ物にはインターネットを使う人も多いと思いますが、何か一つのことを(特に自分がまだよく知らない分野を)体系的に学ぶには、まだまだ本の方が一枚上手だと思います。
それらの学びのエッセンスをぜひ共有していきたい!という思いから、AsTobeメンバーのオススメ本を紹介する企画を立ち上げました。
それでは、今月のオススメ本の紹介に移ります。
現代文解釈の基礎 / 遠藤嘉基、渡辺実
半世紀近くにわたって読み継がれた、至高の現代文教本がここによみがえる! 「文章を読む」とは、書かれた言葉の何を拾い上げ、それらをどう関係づけることなのか――。数々の小説や評論を題材に、重要な箇所をどのように見分けるかを、実演を織り交ぜながら徹底的に解説する。本書は、「文学的な文章」「論理的な文章」の2パートに分かれ、高校教科書の定番教材も多数収録。読者は、目の前にある文章について、内容や表現だけでなく、その表現を選んだ書き手の感性や想像力までも、つかめるようになるだろう。
Amazon「現代文解釈の基礎〔新訂版〕」
商品紹介ページより引用
げんとく
今よりずっと内容が濃く難しかったと言われる時代の高校一年生に向けて書かれた、国語の参考書です。
易化に伴い一度は絶版となったものの、近年の「学び直し」「独学」ブームを受けて文庫版で復活しました。前半では小説、後半では評論文について節ごとに「主題をつかむ」といったテーマを設け、例文の解説を通してテーマの理解を深めていきます。
まず例文を読み、それからその解説を読むことで理解を深めるという形式が新鮮でした。
解説は時に例文自体の分量を超えるほどに膨大になりますが、まるで予備校の授業をそのままテキストにしてくれたように感じられます。また、解説する例文が高校の教科書レベルの、多くの人が読んだことのある文章から引用されていることもポイントだと思います。
例えば「羅生門」など、自分が学生の時は「ふーん」と読んで何も思っていなかったところを、一つ一つ解釈を提示されることで今までの自身の学びの浅さを痛感させられました。何度もページを開き、繰り返し読むことで文章の読み書きに自然と影響するような本ではないでしょうか。
易化に伴い一度は絶版となったものの、近年の「学び直し」「独学」ブームを受けて文庫版で復活しました。前半では小説、後半では評論文について節ごとに「主題をつかむ」といったテーマを設け、例文の解説を通してテーマの理解を深めていきます。
まず例文を読み、それからその解説を読むことで理解を深めるという形式が新鮮でした。
解説は時に例文自体の分量を超えるほどに膨大になりますが、まるで予備校の授業をそのままテキストにしてくれたように感じられます。また、解説する例文が高校の教科書レベルの、多くの人が読んだことのある文章から引用されていることもポイントだと思います。
例えば「羅生門」など、自分が学生の時は「ふーん」と読んで何も思っていなかったところを、一つ一つ解釈を提示されることで今までの自身の学びの浅さを痛感させられました。何度もページを開き、繰り返し読むことで文章の読み書きに自然と影響するような本ではないでしょうか。
AsTobeでは、毎月メンバーのオススメ本を紹介していきます。
来月の更新もお楽しみに!