こんにちは! ジョンソンです。
4月から就職するのに先駆けて、この3月末で大学入学時から6年間勤めていた居酒屋を退職することになりました。
今回は、居酒屋でのバイト生活を振り返りながら、こんな感じのお客様は接していて気持ちが良かったな~~というのをまとめていけたらいいなと思います。
私が飲食店で食事をするときには、こういったことを意識しています。ぜひ、皆さんも参考にしてみてください!
※以下のことを守らなければ、嫌なお客様というわけでは決してありません。店員とお客様との関係はお店によって様々です。あくまでも私が働いているうえで気持ちが良いと感じたお客様の対応だということを強調しておきます。
目次
敬語で話す
常連の方、仲良しの方であれば全く問題ないのですが、初めて会った方からいきなりため口で、どこか命令口調で話されるのは、いささか違和感がありました。私に他に社会人経験がないからかもしれませんが……。
サービスを提供する側と対価を支払う側で対等な立場にあれればいいな~とは思うのですが、今の世の中はそういう感じではありませんよね。どうしてもお客様の方が立場が上であるのが当たり前だという姿勢の方もおられるように感じました。
別にそういうお客様にも慣れるので、いちいちそこで何かを感じたりすることはないのですが、逆に、敬語で丁寧に接してくださるお客様が来られた時は、やはりこちらも気持ちよく接客をすることができます。
店員をボタンで呼ぶときは、連打しない
店員は、複数のお客様に対して同時に接しているため、呼ばれてもすぐに対応できない場合があります。お待たせしてしまうのは本当に申し訳ないです。
そんな中、店員を呼ぶボタンを短いスパンで押されるお客様もおられます。
これは正直、勉強しようと本気で思ってたときにお母さんから「勉強しなさい」と言われたような気持ちになります。まぁちゃんとお客様のところについた際は「お待たせして申し訳ありません」と謝罪しますが、内心おもてなしの心が若干萎えてしまっていることもしばしばです。
店員を呼ぶ前に注文を決めておく
店が忙しいときは、できるかぎり効率的にお客様と接することが求められます。
そんな中で、店員を呼んだにもかかわらず、注文内容を決めていないお客様もおられます。
「何にする?」「うーん」
とお客様が迷っておられる時間は、店員からおすすめのメニューを提案するチャンスでもあるのですが、やはりある程度は注文内容を決めたうえで店員を呼び、決めきれない場合は早めに店員におすすめの料理や飲み物を聞いていただければスムーズです。
注文はメニューの名前をはっきりと、個数も申し添える
最近は少なくなりましたが、大人数で来店されるお客様もおられます。
そういうとき、困るのが、次のような注文です。
「ツナサラダを3つと、出汁巻きは、これも3つ。で、ウィンナー盛り合わせ。あと唐揚げを2つ」
何で困っているかお分かりでしょうか? ウィンナー盛り合わせをいくつお持ちすればいいのかが曖昧なのです。もちろん、このような場合は注文に齟齬がないように、ウィンナー盛り合わせの個数を店員から尋ねます。でも、最初から個数を合わせて注文をしていただければ、このやり取りは不要なもので、その方がスムーズです。
注文するものと、その個数を合わせて伝えてくださるお客様からは、店員に意図を伝えようとする気持ちが伝わってきました。
料理が運ばれてきたときは、テーブル上のスペースを確保する
たくさん料理を注文してくださるのは大変ありがたいのですが、そうするとどんどんテーブルの上にお皿が並んでいきますよね。最後には料理の置き場がなくなってしまいますが、意外とお皿同士を並び替えてしまえば、パズルのようにしてスペースを確保することはできるものなのです。
店員が料理をお持ちしたとき、基本的にはテーブル上のお皿の整理もいたしますが、多くの料理を運んでいて両手がふさがっているときは、そういった対応が難しい場合もございます。
そのようなとき、お客様にお皿を動かして、料理を置くスペースを確保していただいたり、料理を受け取っていただいたりすると、大変助かります。
下げてもいいお皿は、わかりやすくテーブルの隅に置く
「ごゆっくりお召し上がりください」は決して社交辞令ではなく、お客様には料理をしっかり味わっていただきたいと思っています。しかしながら、空いたお皿は早く片づけたいという気持ちも同時に持ち合わせているのが複雑なバイト心。
そんな中、もう食べ終わったお皿をテーブルの隅に並べてくださるお客様は神に見えます。こちらもお客様のお食事を邪魔することなく片づけを進めることができるため、大変気持ちがいいです。
何か一つでも、「これやってみようかな」と思ってもらえるようなものがあれば幸いです。
一番大切なのは、「お客様が楽しめる空間を作る」ことだと思います。
飲食店になかなか足を運びづらいご時世ではありますが、お立ち寄りの際には、ぜひ楽しい時間を過ごしてください!