【22卒】情報系専攻の大学院生がIT業界の門を叩いた話【就活体験記】
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ジョンソンです!

僕は今、とある公立大学の大学院の修士二年生です。
この先博士課程に進むことはなく、次の三月に卒業して、社会人になります。

この春に就職活動を行い、無事内々定をいただきました。
自分は3月末と、大分早めに就活を終えることができたので、気持ち的には楽に就活を進められました。

今回は僕の就活の回顧録を綴っていきたいと思います。
2022年以降に就職活動を控えている人の参考に少しでもなれば幸いです。

就活は修士1年から始まっていた

就活はいつから始めるものなのか、というのには諸説あるかと思います。

ただ、学部3年生あるいは修士1年の6月から始めるという人は多いんじゃないでしょうか。この時期にサマーインターンの募集を始める大手企業が多いからです。

僕もこの時期に一つだけサマーインターンに参加しました。そのインターンは内定直結というわけではありませんが、その後フォローアップ面談があったり、インターン参加者限定の交流会があったり、3月から書類選考なしで面接を受けられたりと、その後の就活において色々と有利になることがありました。

それぞれの企業のインターンがどのようにその後の就活に影響するのかは、先輩学生が良い情報源になるかと思います。このインターンシップも、研究室の先輩から紹介してもらって参加したものでした。インターネットの口コミよりも、こういった生の情報の方が役に立つと思います。

結局、参加したインターンシップはこれだけでしたが、就活というものを早いうちに意識できただけでもよかったと思います。

志望業界について

僕は大学院で情報系を専攻しています。プログラミングとかですね。

なので、自然とIT業界に目が向きました。その中でもSIerやネットワークインフラに携わっている企業を中心に受けることにしました。

例を挙げると、NTTグループ各社や、野村総合研究所、SCSKなどです。

正直、企業に勤めてまでやりたいことというのはあまりなくて……。

なので、「その企業が世の中に与えうる価値」と「自分にできること」を軸として企業を選びました。

企業に勤めるということは、自分の自由を売り渡すことだという側面は否めないと思っているので、同じ時間を売り渡すなら、できる限り意義の大きい活動に関わりたかった。その中で、自分にできることを発揮できそうな仕事があることを重視しました。

走り始めてようやく、自分は遅れているんじゃないかと気づく

本格的に企業について調べ始めたのは、今年の2月でした。今思うと遅かったと思います。

僕が調べ始めた頃には、多くの企業が早期エントリーを受け付け始めていました。有利に戦うためには、できるだけ早く選考を受けることが大事だと思います。採用枠というのはある程度早い者勝ちの側面があるので、二次募集以降は狭き門になりがちという噂がありました。

なので、あまり企業研究をする時間はなく、最低限調べられたらエントリー! という感じでした。

まだ幸いなのは、去年就活をしていた先輩から色々と話を聞いていて、受けそうな企業を絞れていたことです。

先輩やゼミに蓄積された知識というのは、大きな資産だと実感しました。これがなければ、1月に企業研究を始めても間に合っていたかどうか……。

オンライン面接に次ぐオンライン面接

何はともあれ、エントリーした企業は大体書類選考を突破して、面接を受けられるようになりました。

これは大学生活をそこそこ充実させていたのが大きな助けとなりました。「学生時代に一番力を入れたこと」という定番の質問も、ネタには困らず。自分の活動を他人に説明するという経験も大学生活で多かったので、エントリーシートもわりとすらすら書けました。こういうところは、やっぱり学生時代の積み重ねだと思います。

コロナ禍かつ受けている企業がIT関連ということもあり、面接はすべてオンラインで行われました。僕はついぞ会社に足を運ぶことはなかったし、就活用に買った鞄は一度も使われないまま埃をかぶっています。

オンライン面接で気を付けたことは、

  • ジェスチャーやリアクションを少しオーバーにする
  • 目線はカメラに向ける
  • 照明を顔に当てる

あたりでしょうか。できるだけ、「明るく真面目な就活生」を表現できるように心がけました。

迎えた最終面接

早期選考を受けた企業からは、三月中旬には最終選考の案内が届くようになりました。

最終選考も他の面接と変わりなく乗り切ることができ、縁があった企業から内々定をいただいて、就活を終えました。なので、実際に就活をしていた期間は2か月もないかと思います。

反省していること

結果的には、自分で納得のいく企業から内々定をいただけましたが、もう少し早めに就活を始めていてもいいんじゃないかと思います。

特に、今年は例年よりも選考の早期化を感じました。この流れが続くなら、来年は僕のようなペースでは他の人に大きく差をつけられてしまうかもしれません。

就活中によく見ていたもの

息抜きにYouTubeを観ていました。

特によく観ていたのは、以下の2つです。

Fラン大学就職チャンネル

初期はいわゆるFラン大学に関する内容でしたが、最近は就活や社会人などを皮肉った物語を投稿しています。

ブラックユーモアなので、人は選ぶと思いますが、好きな人には刺さるかと。

Utsuさん

こちらは至ってまっすぐに就活生を応援してくださっている人です。

「人生の目的論」というものを強く推されていますが、僕はあまり取り組めていないので、これから頑張りたいと思います。

最後に

就活というのは人生の総力戦だと思いました。誰もがこの戦いに挑む必要があるわけではないと思いますが、挑むからには勝つべきだと思います。就活の選考を勝ち抜くためには準備が重要です。「充実した学生生活を送る」「企業や社会のことを理解する」「そしてそれらを他人に説明できるようなる」ことが大事だと思います。

就活を経験したことは、僕にとってこれから社会でやっていく自信になりました。キャリアについて思うことはたくさんあるので、また機会があればまとめたいです。

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